2015年10月6日火曜日

ハンドメイドフレームでよく見るアレの方法

10月に入りましたね〜 秋です。
天高く馬肥ゆる実りの秋、BYOB Factoryも今、暑くもなく寒くもなく最高の季節を迎えて
います。
フレーム作りをスタートするなら最高の季節ですよ〜


そんな、作ってみようかな? という方向け、本日はHow to Build的な内容です。
(自転車に興味のない方には全く面白くないかもしれませんがw)

オーダーフレームでよく見るいわゆるワイヤー類の内蔵工作、”凝ってる”車両の象徴のようなイメージもあります。

そんな内蔵口の「チューブに入り口(または出口)を作るための穴をどう開けるか」 の御紹介です。

手順はいたってシンプル。

1 場所を確認して↓
P9268662
実際にワイヤーを通して位置を確認。
取り回しが窮屈にならないように注意して〜。
写真はトップチューブからシートステイへのワイヤー取り回し

2 大まかな形をイメージしてペンで下書き↓
P9268664
ワイヤーの向きをイメージしながら幅を決めます。
今回は入り口にφ8mmのチューブを使用。
幅は30ミリほどにしたいため、下書きの幅は25ミリほど。
目標より気持ち短めに楕円を描きます。



3 グラインダーで下書き通りに切り抜き↓
P9268674
ちっちゃくなったグラインダーの刃で下書き通りにカット
大きい刃だとダメなんです。。
なんでも取っておくものですねw

4 棒やすりをつけたドリルで差し込む素材の向きを決めて↓
P9268677
秘密兵器の登場です。
外径の合う棒やすりをドリルにセットし回すだけで、あら不思議↓

5 チャチャッとバリをとれば↓
P9268679
8ミリの穴が斜めに空いています。
当然といえば当然ですが、なかなか痛快!

6 φ8mmのチューブがぴったりはまる!!↓
P9268683
証拠写真的に一枚w。
隙間なくピッタリ入り口が刺さっています。


と、こういった塩梅。
この間5分ほど。 素早く確実に下処理出来ますよ。

実際にはここから口にする部品をロウ付けして仕上げて、
と工程がありますのでもうちょっと時間はかかりますが、手をかけてやることで完成した時の満足度もきっと増すはず!

P9288713
口をロウ付けして仕上げるとこんな感じ!
入り口の形や仕上げ方は自由。いいと思えるように仕上げてください。
(写真は運営スタッフが製作したもの)


皆様も愛車製作の時にチャレンジしてみてくださいね〜!!
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