2012年12月28日金曜日

年忘れ製作発表会、ゲリラ的開催のご案内。


投稿が空いてしまいました。ごめんなさい。。

そうこうしている間に今年も残すところあと3日を残すのみとなっています。
一年間あっという間ですね。 
皆様どんな一年になりましたでしょうか。

さて、4/1のオープンから丸9ヶ月となったこのBYOB Factory 。
フェイスブックにおいてや直接お誘いした方もいらっしゃいますが、、

突然ではありますが、表題にもございますように「年忘れ製作発表会(&大掃除)」
を開催いたします。

日時は年末もド年末の、

12月30日 日曜日 

11:00〜12:30  大掃除

12:30〜17:00程度  製作発表会



簡単に言えば、これまでに完成 or 製作中の車両を囲んで製作者様の自慢話、苦労話をワイワイとする会、いわばBYOB版忘年会です。

「興味はあるけど、いきなりフレーム作るのはちょっと。。。」
なんて方も、実際にフレームを製作された、されている方のお話を聞く良い機会になるのでは??

当日の飲食はBYOBスタイル(Bring your Own Bottle)です。
皆様一品持ち寄りでお越し下さい。
会費はモチロン無料です。



なお当日はアウトドア雑誌 BE-PAL誌の方が取材に来られます。
同誌の手作りって良いよね! 的なページでBYOBをご紹介くださるそう。。

アウトドア雑誌ですので、オフロード車を作られた方、また作られている方、
当日はぜひ車両をお持ち下さい! 
ご協力をよろしくお願いいたします。


皆様のお越しをお待ちしております。


今年最後に一盛り上がり! 楽しみです。

2012年12月12日水曜日

オリジナルヘッドバッジ作成事例

PC125720 by BYOB Factory Tokyo
PC125720, a photo by BYOB Factory Tokyo on Flickr.

製作中の車両のご紹介は一休みして、BYOBでのサービスのご紹介です。

写真はBYOB Factory でフレームを作られているお客様のオリジナルヘッドバッジ。
ご自身の亀のキャラクターをメインに、ご自身のお名前、そして何ともありがたいことに Byob の文字も入れてくださいました。
フレーム完成の暁にはこのバッジをヘッドチューブに沿うよう曲げて付けるわけです。

ステンレスの冷たい素材感とは裏腹に とても暖かみのあるデザイン。
オーナーさんのお人柄が伺えます。

どんなフレームにコレが付くのか。。 
まだ全貌は見えてきませんが、こちらもインパクトの大きな車両となるはずです。
乞うご期待!! 



BYOB Factory では、このようなオリジナルヘッドバッジの製作を代行しています。
基本的には ステンレス製 M2のボルト止め となります。

気になるお値段は イラストレーター形式でデータをご入校頂いた場合 2枚で¥5,250~ 
(こちらでデータの作成も代行させて頂く場合は別途データ作成費)   となります。
(価格はデザインやサイズ等で変わります。)


”フレームを完成させる上でヘッドバッジの存在は欠かせない”
その考えから BYOBで販売しているフレーム部品キットには、写真上部に覗いているBYOBバッジが付属します。

でも、自分で作ったフレームは、自分だけのオリジナルブランド。 
そう考えるなら、こういったスペシャルなヘッドバッジがあれば、自転車に対する想いはきっともっと強くなりますよね。


ダウンチューブのロゴマークと合わせて、ご自身ならどんなバッジを造りますか〜?
ぜひ皆さんのデザインを見せてください!
お問い合わせ、ご相談お待ちしています。



そして本日はTama5's Monster Cross が製作5日目を迎えています。
チェーンステイ、シートステイの取り付け と後ろ半分が着実に?進んでいます。

そしてもう一台。。
おそらく本日完成のMTBフレームが一本。
思い出のダブルクラウンサスフォークを装着予定のこちら。
発表出来るようになるのが待ち遠しい。。。  お楽しみに! 


追記

12月26日 水曜日 は、忘年会開催のため夜の営業がお休みとなります。
申し訳ありません。 よろしくお願いいたします。



2012年12月11日火曜日

zumi-real's road 初日&二日目




PC045654PC045653PC045650PC045649PC045648

zumi-real's road, a set on Flickr.
またまた新しく製作スタートのお客様の模様です。

日本人離れした2m近い身長のローディーの方。

ちょっとやそっとでは「いや、探せばあるんじゃない?」 と言ってしまいがちな、
”体格に合うフレームが無い” というワード。  うなずけてしまいますね^^


今までお乗りだったホリゾンタルトップ、1”クイルヘッドのオーダーフレームから、 仮想トップ長、ヘッド角、シート角、BB下がり、リアセンター と、要となる数値はそのままに、
ヘッド規格やパイプ径、スローピングのトップチューブ と全体のバランスを再構成。
カーボンフォークの使用も考え、全体として”今”風な印象に仕上げています。

(”今”風。。 漠然としてますが笑、ここでは「シートチューブのセンター長はそのままにヘッドをのばしてスローピングトップにする」 ことを指しています。)


このフレーム、ヘッド規格にインテグラルを使用。
より自由度の高いフレーム設計とトータルでの軽量化(されるはず)に貢献しています。

落車によりちょっと怪我をされ、現在リハビリ中のこちらの方。
回復してガッツリ乗れる頃には、フレームが完成していると良いですね!!

ちなみに本日が3日目。
本溶接、仕上げもがんばって参りましょう!




ここでこそっとお知らせ。
もうすぐBYOB Factoryのホームページが公開されます!
今まで無かったの? って話ですが、そうなんです。。

お楽しみに〜!!

2012年12月1日土曜日

Tama5's Monster Cross 3、4日目




製作中の車両のご紹介です。

シングルモンスタークロスを製作中の方、4日目を終えています。

写真を見ても分かるよう、早くも後ろ半分の製作に入っておられます。

手持ちのハブを考えてエンド幅は135mm。
カンチブレーキの予定の車両なので、ディスク台座は無し。

リアディレイラーハンガー付きのトラックエンドにするかどうか最後までお悩みでしたが、
せっかく135mm幅にするため変速を付けるなら内装ギア! と割り切って通常のトラックエンドとなりました。

「700cの135mmエンドシングルのみ」 これもオーナー様の要望でなければなかなか見ない仕様ですよね。
見た目にもすっきりと仕上がりそう。

加えて700 x 40c が入るだけのタイヤクリアランスを確保できるよう、チェーンステイをSベントに曲げていきます。



実際の作業は、まずはエンド小物の下拵えから。
トラックエンドのホイールが乗る部分にステンレス製のフェイスをロウ付けします。
これでホイール位置が動いても塗装を傷めません。
こういった、ちょっとした一苦労でグッと愛着が湧きますよね。

上が仕上げ後、下が仕上げ前。
フラックスも焦げず綺麗にロウ付けされています。






エンドが出来たらチェーンステイを曲げていきます。
太いタイヤ用に クリアランスを大きくとりたいため、今回は楕円形状のステイを使用します。
完成車や図面で曲げのイメージを確認したら、まずはBB側のオーバル部分を火で炙りながら曲げて。。。

頭の中のイメージまで曲がったところでストップ!
いい具合にいきましたか〜?
続けて二本目も曲げていきましょう。





BB側が曲がったら、次はエンド側の曲げ。
今回は”S”字に曲げていきますので、一本のステイにつき2回曲げるわけです。
テーパーで細くなっている方は写真のようなベンダー(曲げ機)を使って曲げていきます。
(フォークの足も同じベンダーを使って曲げます。)

一本をイメージ通りに曲げるのは意外と簡単。
でも二本を全く同じに曲げるのは結構大変です。
二本を沿わせて状態を確認しながら。。




めでたくこんな感じに。
タイト&グラマラス 絞られたBB側とエンド側の開きのギャップがたまりませんね^^
お見事です!


PB295604 by BYOB Factory Tokyo


ステイとエンドの取り付け角度の確認が出来たら、エンドの取り付け部をステイの角度に合うようグイッと曲げます。

ステイに対してエンドがまっすぐ取り付くように。。
(エンドの種類により作業は異なります)




ステイの先にエンドがはまるスリ割りを入れて、二つ上の写真のジグ上でエンドとステイを仮止め。

ホリゾンタルエンドなんても呼ばれるトラックエンド。
エンドの開きが明後日の方を向いていないことを確認して。。

本溶接。 エンドとステイの隙間を真鍮のロウで埋めていきます。

その後、接合部の整形をして4日目は終了!
次回はチェーンステイのマイタリング&前三角に取り付けと続きます。





4日目まで良いペースで進んでいますね! 
フォークも作る予定で、トータルは何日ぐらいになるでしょうか。

え? 3日目の写真が無いって?
3日目は仕上げの日でした。 お疲れさまでした!

(こちらの方の初日&2日目の様子はこちらからどうぞ)



余談

BYOB Factory で用意しているオーソドックスなプレートタイプのエンド小物以外にも、世の中には多くのタイプのエンド小物があります。

RitchyやSurlyに代表されるフランジ(ツバ付き)タイプ、パイプを差し込むラグタイプや
パイプに差し込まれるソケットタイプ と種類は様々。

どのエンドを使うかは環境や考え方にあわせていろいろです。
お持ちの車両でそのエンドが使われている理由。。  考え出したら眠れなくなりますね。。