2016年10月13日木曜日

Bakansu cycles展示会開催のお知らせ!!

BYOB Factoryで日曜日の営業を担当してくれている Bakansu cycles(バカんすサイクルズ)さんが初の展示会を開催されますよ〜!!
場所は千葉県市川市のバカんすサイクルズさんの工房にて。

この4年で製作された車両が一挙に集結するとのことで、見応えはたっぷりではないでしょうか!?
今週の土日15、16日の開催ですが、
BYOBの面々は15日の土曜日にお邪魔する予定。
共に進んできたメンバーとしてその遍歴を見せてもらうのがとても楽しみです。
ビルダーの「タマゴさん」こと菊池氏の人柄が滲み出る、どこか”張りつめない”空気感の漂う独特のフレーム造形をぜひその目でご確認ください!
詳細はこちらのFBイベントページをチェック!!

タマゴさん、楽しみにしています〜!!

以下、バカンスさんより

Bakansu cycles is here!(バカンスサイクルはこちらです!)
と題して今までに製作させていただいた自転車を集め展示イベントを開催します。
4年間で製作させてもらった初期の作品から現在製作中のフレームまで全てではありませんがバカンスサイクル大集合!となる予定です。
オーナーの手に渡り乗り込んでアジの出たフレームに再開するのは私自身とても楽しみにしています��
試乗していただける自転車も用意しますので是非遊びにいらしてください〜��

日時:10/15(土曜日)12:00〜20:00
10/16(日曜日)10:00〜17:00
場所:123ビルヂング1F バカンスサイクル工房
詳しいアクセスはこちらで↓
http://123building.jimdo.com/?mobile=1
駐車スペースがあまりありませんので出来る限り公共交通機関、自転車でのお越しをお願いしますm(_ _)m

16日はディーポのみんなとサンドイッチパーティを123ビルヂングの屋上で行う予定です。
それぞれのお好きな具材、パンを持ってきてもらいシェアして自分のお好きなサンドイッチを作って楽しむサンドイッチパーティです。
※マイ食器、マイカップ、自分のドリンク持参でお願いします。サンドイッチパーティは雨天の場合中止となります

皆様のお越しをお待ちしていますね〜!

2016年10月4日火曜日

高橋君のフレーム製作編 『無事完成!!』

21回目の投稿をします。
今回の投稿は、『フレーム・フォークの組み立て』についてです。


投稿すると言いながら、作成が遅れに遅れ、塗装から戻ってきたのが出発の5日前でした。
塗装業者さんに無理を言って、急ぎで作業していただきました。ありがとうございます。


今回の塗装は、傷に強くするため、粉体塗装にしました。


戻ってきたフレームです。






出発まで時間がない状態で、余裕がなく、写真を全く撮っていません。

BYOBのメンバーに協力していただいて、組み付け完了しました。












使用しているパーツの紹介は、旅行記の合間に紹介していきます。


これで、「高橋君の、フレーム製作&旅日記」の製作編は終了です。


拙い文章で、分かりにくい部分の多々あったとは思いますが、せ編を最後まで読んでいただき有難うございます。


自転車の作り方を最初から紹介し、一人でも多くの方に「自転車は自分で作れるものなんだ!」と思っていただけたならば、幸いです。

この後は、自分で作成した自転車で、アラスカ・カナダ・アメリカ縦断の旅に出ます。
具体的には、アラスカ州・アンカレッジからカリフォルニア州・サンディエゴまでの予定です。


旅をしながら行き先が変わることもあるかもしれませんが、基本は西海岸沿いを北から南に縦断をします。


これから約5か月ほど、共に旅をするミジップ号ですが、無事最後の地まで共に行けるように祈るばかりです。


次回からは、旅日記となります。


今後とも、宜しくお願い致します。


高橋

高橋君のフレーム製作 『ステムの製作』

20回目の投稿をします。高橋です。

今回の投稿は、『ステムの製作』についてです。


工程を詳しく書こうかと思ったのですが、
こちらに詳しく書いてあったので、こちらの投稿を読んでみてください。



併せて、ステムの詳細はこちらのリンクを参照ください。



今回は、アヘッドステムを作成します。


それぞれの寸法は、


①ハンドルクランプ径:φ25.4mm
②フォークコラム径:1-1/8”(31.8mm)
③突き出し量:100mm
④角度:71.5°
⑤スタックハイト:120mm



この寸法は、BYOB Factoryのステム教室で指定する寸法です。


設計寸法にそって切り出しました。 

切り出したパイプ


ステムの形に並べるとこんな感じです。

ステムの形においてみました。



次に、突き出しの部分にダミーラグを被せて、フレーム側のラグと意匠を合わせます。

ダミーラグを被せて、ロウ付けします。 


突き出し部分のダミーラグ。 





突き出し部の両端をザグッて、治具に載せます。 

ステム用の治具に置いてみました。


治具上で、仮付けをして、定盤で計測します。


クランプ部分の平行などを確認し、ロウ付けします。


今回は、オープンクランプタイプにしたいので、更に、クランプを4つ取り付けます。
コラム部分にも締め付け用のクランプを取り付けます。


その後、クランプ部分に割りを入れます。


仕上げをして完成です。


完成後の写真です。 



ハンドルを付けてみました。





以上で、全ての作成は終了です。



この後は、フレーム、フォーク、ステム、フェンダーを塗装に出します。

次回は、塗装から戻ってきたフレームを組み立てます。

最後まで読んでいてだき、ありがとうございます。

高橋






高橋君のフレーム製作編 『ディスクブレーキ台座の取り付け』

19回目の投稿をします。高橋です。
今回の投稿は、『ディスクブレーキ台座の取り付け』を行います。

ディスクブレーキ台座取り付け用の治具を取り付け、台座を加工していきます。 



ディスク台座取り付け用治具。
ダミーシャフトと組み合わせて使用します。




台座の脚が長いので加工します。位置を合わせて、削ります。 



使用するブレーキキャリパーとの兼ね合いも考えます。


すり合わせをして、隙間をなくします。

デザインを合わせるため、台座上側に三角形の板をロウ付けします。 



デザインの為に取り付け。




ブレーキ台座をある程度仕上げて、再度、治具にセットして、ロウ付けします。



取り付け完了。仕上げていきます。



再度、定盤で計測し、仕上げをして、終了です。

タイヤを嵌めた状態です。 


取り付けているタイヤは、650B×42B



これで、フォークは完成です。

次回は、ステムの作成を行います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

高橋


高橋君のフレーム製作編 『フォークブレードのロウ付け』

18回目の投稿します。高橋です。
今回は『フォークブレードのロウ付け』を投稿します。


前回までに下準備が終わっているので、治具にコラムとブレードをセットして、ロウ付けします。


一気に作業をしたので写真が撮れていないのですが、フォークブレードの前後方向を仮付けします。


そのまま、治具に載せたまま、前半分のロウ付けをします。

フォークブレードの中にロウを流し込むようなイメージでロウ付けし、しっかりと接合します。


治具から降ろして、後ろ半分をロウ付けします。

その際に、ブレーキケーブルの入口側のパイプのロウ付けします。


ロウ付け後の状態です。 













フォークが冷めたら、治具から降ろして、定盤で計測します。


エンドの間隔が100mmかどうか。フォークブレードが平行かどうか、など確認します。 



定盤に設置されたフォーク用の計測器



ハイトゲージで高さを測ります。


修正をして、仕上げをします。

以上で、フォークブレードのロウ付けを終了します。


次回は、ディスクブレーキ台座の取り付けを行います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

高橋


高橋君のフレーム製作編 『ブレーキケーブルの内蔵加工』

17回目の投稿をします。高橋です。
今回は『ブレーキケーブルの内蔵加工』について投稿します。


前回までにフォークコラム(2枚肩取り付け済み)、フォークブレードの準備が整っています。


まず、フォークブレードと2枚肩の部分を設計図通りの寸法になるように、加工します。


フォーク用治具を設計図通りにセットします。 


フォーク用治具


治具にコラムとブレードをセットするとこのようになります。 



セットしました。


まだすり合わせをしていないので、隙間があります。 



マークのように斜めに削ります。



この隙間をなくして、フォークブレードが当たる位置を確認します。


右側のフォークブレードが当たる部分の真ん中に穴を開けてブレーキケーブルの入り口にします。


次にブレーキケーブルの出口側の加工をします。
出口側の穴の位置は使用するブレーキに合わせて、無理のない角度になるように調節します。


やり方は、以前の8回目の投稿と同じ方法で行います。

入口、出口の穴が開いたら、インナーパイプがフォークブレードに接触していないか、確認します。

接触していないようならば、出口側からロウ付けします。




仕上げ後はこんな感じです。 






入口側は、フォークブレードをロウ付けするときに、一緒にロウ付けします。
以上で、ブレーキケーブルの内蔵加工は終了です。

次回は、フォークブレードの取り付けを投稿します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


高橋