17回目の投稿をします。高橋です。
今回は『ブレーキケーブルの内蔵加工』について投稿します。
前回までにフォークコラム(2枚肩取り付け済み)、フォークブレードの準備が整っています。
まず、フォークブレードと2枚肩の部分を設計図通りの寸法になるように、加工します。
フォーク用治具を設計図通りにセットします。
フォーク用治具 |
治具にコラムとブレードをセットするとこのようになります。
セットしました。 |
まだすり合わせをしていないので、隙間があります。
マークのように斜めに削ります。 |
この隙間をなくして、フォークブレードが当たる位置を確認します。
右側のフォークブレードが当たる部分の真ん中に穴を開けてブレーキケーブルの入り口にします。
次にブレーキケーブルの出口側の加工をします。
出口側の穴の位置は使用するブレーキに合わせて、無理のない角度になるように調節します。
やり方は、以前の8回目の投稿と同じ方法で行います。
入口、出口の穴が開いたら、インナーパイプがフォークブレードに接触していないか、確認します。
接触していないようならば、出口側からロウ付けします。
仕上げ後はこんな感じです。
入口側は、フォークブレードをロウ付けするときに、一緒にロウ付けします。
以上で、ブレーキケーブルの内蔵加工は終了です。
次回は、フォークブレードの取り付けを投稿します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
高橋
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