2016年4月29日金曜日

ゴールデンウイークの予定



今日からGWですね〜

2日と6日を休むと10連休(!?)という人もいるとかいないとか。。
羨ましくなんかない! と口では言いながら、心の中ではハンカチ噛んで悔しがっておりますよ。
そんなわけで当BYOB Fcatoryは
4/28,29,30,5/1・・・通常営業
5/2・・・お休み
5/3,4・・・通常営業
5/5・・・お休み
といった予定で(ほぼ)フル回転!!

ぜひお休みの間、お気軽にご見学&ご相談にいらしてくださいね〜
皆様のお越しをお待ちしております!!



誰でも閲覧できるFaceBook ページもぜひご覧下さい。

https://www.facebook.com/byobfactory


フレーム作り、ステム製作教室のお問い合わせ&ご質問は下記まで、お気軽にどうぞ!!

BYOB Factory

〒161-0032
東京都新宿区中落合3-29-5

Tel&Fax 03-6908-3934

byob.factory@gmail.com

2016年4月27日水曜日

ガレージビルディング(の下準備)のご紹介@広島


先日広島からロウ付けセット(真鍮ロウ&フラックス)をお買い上げ頂きましたFさんから、製作された椅子の写真をいただきました!



製作されたのは事務用の椅子の土台部分に車のシート取り付けるためのステイ。(椅子の赤い部分)
鉄の素材同士を付き合わせてロウ付けして、と工程を踏んで見事完成!
塗装もバッチリでモノトーンのオフィスチェアの中に赤がパリッと主張しています。 
椅子の上げ下げのレバーが、懐かしの平行引きのレバーというところも泣かせるポイントですね〜


ディテールが初めての方ではないな、、、  
とお聞きしてみたら、こちらのFさん、2年前のFuji ”フジズムアワード2014”で、僕(Sunrise cycles高井)が賞に選ばせてもらった方でした。
やっぱり! と自作パーツを盛り込んだ当時のFさんの車両を思い出すのでした。



「今後はフレームも作っていくぞ!」と意気込みを聞かせてくれたFさん、
広島でのガレージフレームビルディングがんばってください!!
応援しています〜!!



あなたもフレーム”自作”してみませんか??
BYOB Factoryでは遠方の方向けへ配送での部材の販売をしております。
作りたいフレームのご相談、BIKE CAD図面と合わせての販売など、ご要望に合わせてご対応しております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。


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2016年4月25日月曜日

高橋君の「フレーム製作&旅日記」製作編の前に設計編

3回目の投稿をします。高橋です。


今回の投稿からフレーム作成の流れを、BYOB Factoryを始めて利用する方用のコース
BYOBライトプラン』の作成の流れに沿って紹介していきます。

  
早速フレームを作り始めたいのですが、その前に作っておかなければならない、重要な物
があります。


それは『設計図』です!


物作りにおける設計図の重要性はご存知と思いますが、設計図無しにフレームを作っても、身体に合わないサイズになったり、部品が取り付けられないなど、ロクな自転車にならないでしょう。


設計図を作るにあたって、まずは自転車をどんな用途、場面で使用するかを考えます。


自転車には様々なタイプがあり、それぞれに得意とする使用用途、場面があります。


自分が自転車を使いたいと思っている用途、場面と自転車の得意とする用途、場面が合致していないと使いにくい自転車になってしまいます。例えば、ロードバイクで大量の荷物を運ぼうとするなど。


私が今回作る自転車は、基本的には舗装路で、キャンプ道具を満載にして、長期間の自転車旅行を快適に行うための自転車です。


私が考える使用用途、場面に合致するタイプの自転車はMTBやランドナーなどがあります。


NさんのMTB




今回はランドナータイプにします。単純にランドナーのスタイルが好きだからです。




次に、どのような部品を使うかを考えていきます。


 作ったフレームとフォークを乗ることの出来る自転車にする為に、部品を用意しなければなりません。
もちろん、手持ちの自転車から移植することも可能です。


自転車は様々な部品で構成されます。
部品それぞれに規格が存在し、フレーム側がその規格と異なる場合は、部品が取り付けられないことや、部品の性能が発揮出来なくなってしまいます。


すでに決まった規格で作られた部品を、フレームに合わせるよりも、使いたい部品の規格にフレームを合わせる方がスマートです。


設計をする段階で使いたい部品やお手持ちの部品があれば、規格を組み込んで設計します。


自転車のタイプと使用する部品の規格が決まれば、フレームの設計に入ります。


フレームを使用する方の股下や腕の長さなどの身体データと、選んだタイプの自転車の基本的な設計を元に、使用予定の部品の規格を取り入れてフレームの細かい寸法を決めていきます。


BYOB factory利用者の方の設計図は運営スタッフが一緒にご相談しながら作っていきますのでご安心下さい。


もちろん、自身でジオメトリを考えたり、乗っているフレームのジオメトリを参考にする事も出来ます。


設計をする際には、BIKE CADという自転車設計用CADソフトを使用します。

BIKE CAD


体験版も用意されており、限られた機能ですが、使用することが出来るので、是非試してみて下さい。結構楽しいです。




私の場合は、北米旅行に使用するフレームを設計します。


フレームのタイプはランドナーです。
その理由としては、単純にそのスタイルが好きだからです。
日本では東叡社東叡社、海外ではアメリカのMAP CYCLES が大好きです。

基本的なサイズは以前自分用に作成したフレームと同じにします。


大まかな仕様を決めていきます。


まずは、タイヤのサイズです。
タイヤは650B×2インチを使用します。ランドナーでは650B×42Bが伝統的なサイズのようですが、旅の先輩であるNさんの助言で2インチ+フェンダーが入るように設計します。


次にヘッドセットの規格を選びます。これによってヘッドチューブのサイズが決まります。ヘッドセットは1-1/8 アヘッドにします。


使用するブレーキの形式を決めます。使用するブレーキによりエンドや小物が変わります。ディスクブレーキでローマウント用のエンドを使います。


使用するハブの規格を決めます。これによってエンド幅が変わります。フロントハブは100mmクイック、リアエンドは135mmクイックにします。


大まかに以上のことを考慮して設計します。


これ以外にも、自分が考えた使用用途、場面で、必要な装備も考えます。
私の場面はボトルケージの数や、キャリア用ダボの数、携帯ポンプの位置、などです。



そして、今回完成したフレームの設計図がこちらです。

今回作成した設計図


この設計図を元にフレームを作成していきます。
フレーム、フォーク以外にも、ステムと前後のラックを作ります。

細かい数値は運営の高井と確認していきました。

次回からはフレーム作成に入っていきます。



拙い文章を最後まで読んでいただき有難う御座いました。

高橋



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2016年4月23日土曜日

塗装から戻った時は感動! というお話です。








昨年、隔週の月曜日を基本にコツコツと製作を進めて来られたKさん。
奥様のために製作されていたMTBフレームとフォークが塗装から戻り、部品一式も揃って無事製作者さんの元へ帰っていきました。
(今回、パーツもBYOBでご用意させてもらい、ヘッドセットとBBだけ仕込んでのお渡しとなりました。)


若い頃は弟子入りして競輪選手を目指していたKさん。
ですが自転車に乗るプロになることは叶わなかったそう。
現在は義肢を製作する会社を経営されており、乗り手から作り手となって数十年が経ったそうです。
このフレームが完成した時には ”現役を引退した後は自転車を作っていきたい” と、これからの長いプランを聞かせてくれたKさん。
目指すは作り手として生涯現役! 男前です!


帰り際には「必ずまた作りに来ます。」と僕たちと再会を約束したのでした。
Kさん、製作お疲れさまでした!
完成車になるのを楽しみにしています!
もちろん2本目の製作も。
本日も、ご見学ご相談お待ちしております!!


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2016年4月17日日曜日

2回目の投稿です。「高橋君の、フレーム製作&旅日記」


「高橋君の、フレーム製作&旅日記」、2回目の投稿、高橋です。


前回の投稿で私の計画している旅行について軽く触れましたが、もう少し詳しくご説明致します。


突然ですが、みなさまはグレートジャーニーというテレビ番組をご存知でしょうか?

アフリカに生まれた人類が、世界中に散らばっていった人類最大の旅路をイギリス人考古学者のブライアン・M・フェイガンは『グレートジャーニー』と名付けました。

外科医で冒険家の関野吉晴さんがこのグレートジャーニーを逆ルートで南米の最南端からアフリカ・タンザニアのラエトリ遺跡までを遡るドキュメンタリー番組です。

関野さんは約53,000キロを、飛行機や自動車は使わず、人力と動物のみで走破しました。(自分で触れる動物は例外としていました。)


 
関野吉晴さん

途轍もなく壮大なこの旅に、中学生の頃の私は夢中になり、この番組の影響で冒険旅行や外国に
憧れを抱きました。

世界中に行ける仕事は何かと探して、船乗りになったのも、この番組の影響です。


船乗りとして、色々な国に行きましたが、仕事ですので冒険とは程遠いのは当たり前です。

会社を退職し、冒険への憧れを燻らせたまま生活をしていましたが、バカンスサイクルのタマゴさんやNさんの自転車旅行の話を聞いて、その憧れが再燃してしまいました。


関野吉晴さんのように、自転車で旅をしたい。さらに自分で作った自転車で旅した方がより冒険らしいので、自作フレームで旅行することを決めました。

これもタマゴさんとNさんの影響です。


旅行先は最初から北米にしていました。
というのも、フレームを作り始めてから、FlickrInstagramなどを見て、フレームの作り方や細かい仕上げの仕方を勉強していた憧れのフレームビルダーの多くがアメリカに工房を構えているからで
す。

Ahearne Cycles, Winter BicyclesMAP BicyclesBishop bikesClocworks bikes
など挙げたらキリがありません。

これから連絡を取って、見学できる工房を探していきます。


他にも、北米には、行ってみたい自然公園が多数あるのも理由の一つです。

グランドサークルの国立公園群、イエローストーン、レッドウッド、ヨセミテ、ホワイトサンド、バンフなど、バリエーション豊かで迷います。

今のところルートの詳細は未定ですが、ざっくりとアラスカorカナダを出発し、カリフォルニア州サンディエゴまで西海岸沿いを縦断するルートを考えています。そこに憧れのフレームビルダーの工房や国立公園を組み合わせていこうと思っています。

期間は7月から翌年1月位までの半年ほどを予定しています。

アメリカの観光ビザでは3カ月しか滞在出来ないので、カナダも3カ月ほど滞在して、半年の予定です。


旅のルートがほとんど決まっていないので、おすすめの場所や道などあれば教えていただければ嬉しいです。


次回はフレーム設計については投稿する予定です。



拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

高橋



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