15回目の投稿をします。高橋です。
今回は『フォーククラウン(フォーク肩)の作成』について投稿します。
フォーククラウン(フォーク肩)は以下のリンクに詳細があります。
フォーククラウンは鋳造の製品を加工して使うことが多いですが今回は、2枚肩フォークにしたいので、自作します。
自作と言っても、鉄板を曲げて、中央に穴を開け、コラムとロウ付けするだけです。
2枚肩は、厚さの異なる鉄板を2枚用意します。
厚みは、上側6mm 、下側4.5mm です。
鉄板を万力に挟んで、トーチで炙って曲げていきます。
曲げる前に、中心を取って、ポンチをキツめに打っておきます。
真っ赤になるまで、炙ります。 |
形になりました。 |
下側の方が曲げをキツくしてあります。重ねるとこんな感じです。
鉄板の中央に、ホールソウで穴を開けます。
次に、フォークコラムを通して、肩の平行、鉄板同士の距離などを微調節していきます。
四苦八苦しながら仮付けし、定盤で平行を確認します。
定盤で確認後、ロウ付けをします。
ロウ付け後の写真を撮り忘れたので、途中の写真です。
フォークブレードを付けてしまうと、仕上げがしにくいので、しっかりと仕上げておきます。
コラム周りの仕上げが終わったら、一旦、置いておきます。
フォークブレードにエンドを取り付けた後で、下側の鉄板をフォークブレードに合わせて、加工していきます。
次回は『フォークエンドの取り付け』について投稿します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
高橋
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