BYOB 29+ project 参加メンバーご紹介4人目、この投稿を書いているSunrise cycles の高井です。
Sunrise cycles の唯一のスタッフとしてフレームを製作、販売するのと同時に、このBYOB Factoryの代表をさせてもらっております。
仲の良い友人曰く、人に迷惑をかける酒の飲み方をするほう の、薄毛の気になる現在32歳でございます。
好きな言葉は「悠長」。 この言葉は否定的な意味ではない、と妄信しています。
僕が初めてフレームを作ったのは今から5年ほど前、まだ自転車ショップのスタッフとして働く傍ら、オリジナルブランドのフレームを企画・設計していた折のこと。
自宅のベランダにジグを作りながら、チューブを切りながら、エンドの絵を描きながら、
手で持つガスボンベから長い火を出し銀ロウを溶かしながら、一生終わらないのではないかと泣きながらの事でした。
その後、今から2年半前 Sunrise cycles をスタートさせ、部分的ではありますが 作りたいフレームを作る、見たい自転車を生む という夢を叶えることができました。
そしてその時、数少ない高校時代の友人に言われた言葉は「自由を手にしたね」でした。
多くを失いましたが、その時の僕は彼にはそう映ったようです。
嬉しくて仕方ありませんでした。
その後、Sunrise cyclesは高円寺から落合、BYOB Factoryにその製作の場を移し現在も継続しています。
現在、BYOB Factoryであり Sunrise cycles である場所で撮られた一枚。
一年半前 BYOB Factory を始めるにいたった際には Sunrise cycles をスタートする時とは比べ物にならないほど本当に多くの人にご協力頂きました。
それは僕の一生の財産になりました。
生涯を賭すか、諦めるか。
最後に待つのはその二択でも、もしその決心に至る過程にBYOB があれば。
あの時の僕はここに来たと思います。
29+ホイールのみを共通項にそれぞれ違ったフレームを作るBYOB 29+ Project。
この企画の発端は単純にその思いからでした。
そして嬉しいことに タマゴさん、今野君、今村さん、飯泉さんの4名がこの"逃げ"に乗ってくれる事になったわけです。
望んでもそれを叶える術が無いのは不幸以外の何ものでもありません。
もちろん、それを暗中模索で叶える選択肢がある事は十重承知しています。
ですが多様な意識にモニター越しではなく直接触れる事で僕にも多くの刺激があるように、
自身で成す事でしか成し得ない事もあれば、集まる事で可能になる事もあると思っています。
メンバー曰く猜疑心の固まりである僕が今回作るのはトラスフォークのカービーなアドベンチャーバイク。
明言しておきますが僕のフレームが曲がっているのは、作り手の性根が捻くれ曲がっているからです。
何の因果か一足早くプロである僕がその意地を見せることができるか。
僕自身の踏ん張りどころでもあります。
加えて、、
上の写真を見ても分かるよう、無論ラムちゃんの大ファンでもある 高井です。
現在、輪界内ラム親衛隊最高幹部会の結成を目論んでいます。
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