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5名が一月間でフレームを作っていた時の熱気は嘘のように去り、現場には秋っぽい風が吹いております。
(ホントにありがたい。)
8月末、丸一ヶ月の製作期間を終えて BYOB 29+ Project はフレーム完成の一区切りを向かえることができました。
現在、フレーム群は大阪のミルキーウェイさんで目下塗装中。
完成車となり、僕たちの前にその姿を見せてくれるまでもうちょっとです。
BYOBで撮られた同じ背景、同じ撮り方の五枚の写真。
しかしフレームのコンセプト、工法、サイズ、スペック、どれをとっても2つと同じフレームはありません。
別々の人間が別々の思いを持って作る別々の車両。
同じ物になる事のほうが困難だったとしても、それぞれのフレームに懸ける願いの違いがここに表れているんだと思います。
作るのが機械ではなく人である以上、その創造物は鏡のように製作者を映している そうは思いませんか?
自転車が完成するまでには2段階の完成があります。
完成車となり1台の乗り物になる時と、その根幹を成すフレームが完成した時。
もちろんお店で勧められて完成車を買ったって満足はあるし、何より乗り出しまでは早い。
規格と素材とサイズとであれこれ悩んでフレームを買って組み立てたって満足はあるし、完成させる喜びは大きい。
でも、違うんです。
たとえ素材は鉄だったとしても、自身で望むサイズ、規格、ワイヤールートにエンドタイプ、そして意匠でフレームを作りきり、それを完成車にする喜び、達成感、満足は既製品を買っても決して得られない、単に新しく物を持つという事とは別次元にある感情です。
鏡の中から出てきたもう一人の自分に会うような、なんとも不思議な感覚。
それを言葉で表現する事はとても難しいことですが。。。
一月かけて作って塗装から戻れば数時間で完成車になります。
もう一息で車両は完成。
でもこの待ちの間にもやる事はたくさんあるんです。
ある意味ここからが BYOB 29+ Project の本番。
企画の意義はあくまで How to be a professional frame builder をつくる事。
屋号の確立に時間を費やす番です。
それぞれの自転車への思いと屋号の意味。
もしかしたら聞かれたらこたえるぐらいが丁度いい事なのかもしれませんが。。。
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