2016年9月12日月曜日

高橋君のフレーム製作編 の続き

現在アラスカを旅している高橋君ですが、フレーム製作編に戻って作る過程を紹介してくれていますよ〜!

夏前に戻って製作編をどうぞ〜!!


6回目の投稿をします。高橋です。

今回は『ヘッドチューブ、シートチューブのスリーブ作成』について投稿します。


そもそも、何故ヘッドチューブとシートチューブにスリーブ(被せ)が必要なのか。

シートチューブはシングルバテッドといい、シートポストを差す側が薄くなっています。

肉厚が薄い状態で、シートチューブを締めてしまうと、締める力にシートポストが負けてしまい、クラックが発生する可能性があります。

クラックの発生を防ぐために、一回り太いパイプを被せてロウ付けし、強度を増します

ヘッドチューブのスリーブは、デザイン(意匠)として作成します。

それぞれのスリーブのデザインを考えます。
パイプの直径を8当分したこの紙にデザインしていきます。


デザインした紙を半分に折って、ハサミで切り取るので、半分だけ書いておきます。



半分だけ書いておきます。


半分に折って、切り取ったら、パイプに貼り付けて、紙の通りにパイプを削っていきます。

紙の部分を残すように削っていきます。



大体の形になりました。


紙を取って、形を整えていきます。

尖った部分はしっかりと尖らせ、中心線を基準に左右で角度が合うように微調整していきます。

特に左右のバランスに注意します。




(左)ヘッドチューブを挿してみました。



完成したスリーブは一旦、置いておきます。

スリーブの作成は以上となります。

次回は『BBとシートチューブの仮止め』まで投稿します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


高橋



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