2012年10月31日水曜日

Macchi's Mixte-Mini 製作3、4日目

IMG_0996 by BYOB Factory Tokyo
IMG_0996, a photo by BYOB Factory Tokyo on Flickr.

まるでガンマンの出で立ちのMacchiさん、製作4日目が終了しています。
口元にうっすら浮かべた笑みが素敵です。
先日の投稿のAi's MTBの方と同様、奥様のための車両を製作中。
ミキストの小径車です。


前回の投稿の最後にトップチューブを火曲げする! 
と宣言いたしましたが、今回は都合により断念。。。  ストレートのトップチューブとなりました。


ちなみに2日目はメインチューブのマイタリングを終了し、3日目からの作業ははジグ上で仮止め、本溶接となります。

まず、トップチューブの取り付け位置を確認し、先日パイプから切り出していたシートスリーブをシートチューブにロウ付け
フラックスを落とし、ある程度に仕上げます。


先日に仕上げてあったトップチューブとシートチューブの縦パイプ2本をジグにセット
その間に渡されるトップチューブとダウンチューブの突き合わせを追い込んでいきます。

トップチューブが手を離すと落ちる場合は写真のようにクリップで固定します。
アメリカ製の縦型のジグではトップチューブ保持の機能があるものもあります。


トップチューブとダウンチューブがカタカタ動かなくなったところで、仮止めをしましょう〜

フレームの中心線に沿って点止めしていきます。
溶接面が上に来るよう、ジグをまわしながら。。。

定盤上で平行をとる際にバキッととれてしまわない程度にとめましょう。


またもや写真がありませんが、車両も工程も違いますが こんな感じに定盤にセットし、フレームの平行面を確認します。

アライメント(平行)を確認したら前半分のメイン作業、本溶接と参りましょう!!

前三角と言えど、厳密には四角。 4カ所の溶接箇所があります。
熱の入り方の方向が互い違いになるよう、ヘッド側から溶接をスタートします。

プロのビルダーさんの中でも メインフレームの溶接の順番は人それぞれ。
作るフレームや方法により、考え方が現れてくるようです。

落合BYOBではヘッド側のロウ付けから始め、BB、シート とまわしていきます。


一通りロウ付けを済ませ フラックスを落とすと溶金面がこの通り綺麗にでてきます。

3日目の作業はここで終了。
一日でグッと前進したMacchi's Mini 。  4日目は長いヤスリがけが待っています^^



4日目、ロウ付けの済んだ接合箇所を棒ヤスリに平ヤスリ、ベルトサンダーや研磨布をくしし、さっきの溶金面をこのようにピカピカになるまで磨き上げます。
BB回りもこの通り!  お疲れさまでした!

サイクルデザイン専門学校の生徒さんでいらっしゃるMacchiさん、さすがにお上手。
ロウ目が一直線に揃っていますね。  お見事です!


ヘッド回りのフィレット(ヤスリがけ)も済ませ、前半分は完了!
ここからは後ろ半分の製作となります。
まずは チェーンステイとエンドの取り付け&仕上げ。
シングル車の予定のこの車両、エンドはトラックエンドを選ばれました。

まずはステイにエンドの厚みの割りを入れます。
BYOBで用意しているエンドは、 

トラックエンド、MTB用ディスクエンドは6mm厚
ロード用ストドロエンドは4.5mm厚

となっています。


スリ割りを入れるあたりで4日目も終了。
5日目からは、本格的に後ろ半分の製作にかかっていきます。
ちなみに本日が5日目。。  ちらっとだけお見せして、今日はお終い!



9月、10月から続々製作をスタートさせる方がいらっしゃいます。

明日からもお一人。。
意外や意外! BYOBで初のピスト車です。

しかしながらその内容は。。。

続きはブログで!!




0 件のコメント:

コメントを投稿